中区医師会 会長渡辺 吉博
この度、中区医師会よりご推挙を賜り、中区医師会会長を拝命いたしました。
就任にあたり、一言ご挨拶申し上げます。
地域医療を取り巻く環境が大きく変化するなか、会長の重責を担うこととなり、身の引き締まる思いでおります。
私はこれまで、中区医師会において多和田前会長のもと、副会長として救急医療・少子化対策委員や在宅医療・介護連携委員などを3期6年にわたり務めさせていただきました。
また、それ以前には、名古屋市医師会理事として5期10年にわたり、市全体の医療行政に関わる貴重な経験をさせていただきました。
これらの経験を通じ、市医師会における俯瞰的な視点と、区医師会における地域に根ざした現場の視点の双方から、医療を取り巻く環境の厳しさを実感してまいりました。
昨今、アフターコロナにおける社会の価値観が変化するなか、医療提供体制には柔軟な対応が求められております。
また、診療報酬が伸び悩むなかでの賃上げ対応や経営課題、少子超高齢社会の進行に伴う人手不足、さらには医師の働き方改革への対応など、医療を取り巻く課題は極めて多岐にわたっております。地域医療を担う私どもにとっては、まさに正念場の時代であると感じております。
会長就任後は、多和田前会長をはじめ歴代会長が築き上げてこられた伝統を大切に継承しつつ、変化を恐れることなく柔軟な会務運営に努めてまいります。
会員の先生方のご意見に真摯に耳を傾けながら、地域住民が安心して医療を受けられる体制の維持と、医師が誇りを持って診療に専念できる環境づくりに尽力する所存です。
甚だ微力ではございますが、中区医師会の円滑な会務運営と地域医療の発展のため誠心誠意努力してまいりますので、今後とも変わらぬご指導とご鞭撻を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。